このブログについて

ドイツ在住アラサーAzuです。
2016年より抜歯・両あご手術を含めた歯列矯正の治療を始めました。

なぜ西洋人は美しい歯並びをしているのか。
それは「治しているから」です!

歯列矯正が当たり前のドイツで、最高の医師と治療方法による変身劇をお届けします。

目指せ☆スマイル美人!


Sunday, July 24, 2016

歯周病の治療その1 歯のお掃除

少し前の治療のおはなし。

「私は歯周病ではない」
と断言できますか?
結構多くの人ができると思っているのではないでしょうか。
私もそうでした。
歯茎はぜんぜん腫れていないし、歯もぐらついていない。
しっかり噛める。(りんごをガリっとかじっても血が出なーい。)

ところが!レントゲンを見た矯正歯科医の先生によると、私は歯周病なんだそう。
レントゲンを見ると、歯を支える骨の一部に、三角形の空洞が・・・これは歯垢(プラーク)に含まれるバクテリアの進入によって骨が溶けてしまった部分なんです。
見た目が大丈夫だからといって、歯周病でないとは言えないんですね。
私は歯磨きはしっかりしているつもりだったので、聞いたときはちょっとショックでしたが、先生によると私の場合遺伝性の歯周病だそうです。

下のサイトに歯周病の詳しい説明が載っています。
http://www.jacp.net/perio/about/

 
〔歯周病治療その1〕
まず歯周ポケットと呼ばれる、歯と歯茎の間の溝を測ります。
図るときは針金のようなものでチクチク刺され、「1」とか「3」とか数字を記録していました。
これは歯周ポケットの深さで、ミリメートルで測定されます。
より詳しく様子を見るため、歯の部分ごとのレントゲンも撮りました。
最近の歯医者さんの設備はすごい!
レントゲンを撮った後、診察台の目の前のスクリーンにデジタルで画像が送られ、先生がその画像にマーカーで印を付けながら、状態を分かりやすく説明してくれました。

それから数日後、歯垢を取りを兼ねた歯の掃除をしました。
麻酔はかけず、歯の表面、歯と歯の間、歯と歯茎の溝をゴリゴリ削られます。結構痛い。
時々先のとがった道具で、歯茎の中からにゅるっとしたものを取り除いていました。。。

歯の掃除をした後は、歯の表面が信じられないほどつるつるに!
なんとも言えぬ爽快感。口の中って見えないけど、汚いものが根こそぎ取り除かれたような感覚です。
この状態を維持するために、以下のことを教わりました。

・ 歯ブラシは電動に替える
・ 一日一回歯間ブラシを使う
・ 一日一回歯と歯茎の間を小さいブラシで掃除する

プラークは24時間経つと形成されるので、それを防ぐため、歯間と歯茎の手入れが必要なんだそうです。

歯間ブラシはこんなのを使っています。(歯医者さんのおすすめ)

https://www.solo-med.de/Patientenshop/SOLO-STIX--a8

私の歯には赤、黄、緑の三色が合いました。

歯と歯茎の間のブラシはこんなのです。(歯医者さんのおすすめ)


https://www.solo-med.de/Patientenshop/SWING--a16

これは先っぽが白鳥の首みたいに婉曲していて、奥歯もらくらく磨けて良いです。
歯茎→歯の方向にブラシを動かします。

これらの歯ブラシはお店に売っていないので、インターネットでまとめて注文しました。
残念ながらドイツ国内の発送のみやっているみたいです。

これらを続けて数週間、お口はずっと爽やかでした~☆
電動歯ブラシも初めて使ったけど、振動がなかなか気持ち良いです。
口の中のネバネバが少なくなった気がするし、前から気になっていた口臭もほとんどしなくなりました。

この歯磨き、半年ほど続けていますが、もうこれなしでは寝られないほど習慣になりました。
正直面倒だと思うことはありますが、サボると治療が全て台無しになってしまうような気がして・・・あと、つるつるの歯の感触が病みつきになってしまって。もうやめられません。

 歯並びだけではなく、まずはお口の環境を整える・・・大事な準備なんだと実感です。


〔今日のドイツ語〕
歯周ポケット Tasche (タッシェ)
歯周病 periodontale Krankheit (ペリドンターレ クランクハイト)
歯の掃除 professionelle Zahnreiningung (プロフェシオネーレ ツァーン ライニグンク)



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