このブログについて

ドイツ在住アラサーAzuです。
2016年より抜歯・両あご手術を含めた歯列矯正の治療を始めました。

なぜ西洋人は美しい歯並びをしているのか。
それは「治しているから」です!

歯列矯正が当たり前のドイツで、最高の医師と治療方法による変身劇をお届けします。

目指せ☆スマイル美人!


Thursday, August 4, 2016

3人の医師と1人の患者

ドイツでは、歯列矯正を専門に扱っている診療所を"Kieferorthopäde (キーファーオートペーデ)"、日本語に訳すと「歯科矯正医」といいます。
矯正するには必ずしもこのキーファーオートペーデに行かなければいけないわけではなく、歯列矯正に重点を置いた歯科医でも治療可能です。
ミュンヘンだけでも、これらの治療を行っている診療所は106ヶ所もあるとか。
(ちなみに矯正歯科医を含めた歯医者は1621ヶ所。多っ!)

私は歯科医ではなくキーファーオートペーデにかかっていますが、一口に矯正といっても色々な治療が必要です。
術後歯が抜けないように歯周病の治療、スペースを作るために抜歯があり、最後に外科手術が待っているのです。
これら全ての治療をキーファーオートペーデが1人で行うのではありません。
治療の内容によって、歯科矯正医、歯科医、外科医の3つの医者(場合によってはそれ以上)に担当が分かれます。
私の場合、まず最初にキーファーオートペーデにカウンセリングを受け、治療全体の説明を受けた後、外科医の先生を紹介してもらいました。
その後歯周病の疑いがあったので、歯医者を紹介してもらいました。
 紹介してもらう際は、先生が直接手紙や電話で「こういう患者が行きますよ」というのを予め伝えておいてくださっていたので、カウンセリングや治療はスムーズに行きました。

たくさんの診療所に足を運ばなければなりませんが、その分野専門の先生に診ていただけるのはとても心強いですし、有難いなと思います。

また、治療に疑問があるときは、まったく別の診療所に行って、「こういうプランで矯正を行うんですが、どう思いますか」と第三者の意見を聞いたりもしました。
色んな先生の意見を聞くことで、たくさんの疑問を解決できるだけでなく、治療方法の可能性も広がります。
そうして1年以上、複数の診療所でカウンセリングを受け続けました。

私の場合、一番の悩みどころは、本当に手術が必要なのかということです。
歯医者での治療が終わって、矯正の準備万端になった今でも悩んでいます。

どれだけ情報を集めても、決断するのは自分しかいないのですよね。

来週、修正が加わったプランを持って、外科医の先生のところに3度目のカウンセリングに行きます。

これが矯正開始前の最後のカウンセリングになりますように。

決断できる勇気を持てますように。



今日のドイツ語

カウンセリング Beratung (ベラートゥンク)
外科医 Chirurg (ヒルーク)
手術 Operation (オペラツィオン)、OP (オーぺー)
治療 Behandlung(ベハンドルンク)
勇気 Mut (ムート)


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